2010年12月09日

モモレンジャー

モモレンジャー.jpg

モモレンジャーことペギー松山。栄えある初代戦隊ヒロインですね。
1975年から1976年にかけて2年間放送された戦隊シリーズ第一作「秘密戦隊ゴレンジャー」で、
ゴレンジャーの紅一点、モモレンジャーに変身します。

当時は変身して悪の怪人と戦う生身の人間の女性というキャラはほぼ皆無でした。
だいたいはヒーローのサポート役として生身のまま変身せず戦いを手伝うヒロインが多く、
「戦う変身ヒロイン」というのは一応少数ながら存在しましたが
かぐや姫先生は宇宙人だったし、ビジンダーは人造人間、タックルは改造人間であり、
如月ハニーはアンドロイドで、みんな生身の女性ではありませんでした。
唯一、生身で変身して戦うヒロインといえたのは、「ガッチャマン」の白鳥のジュンでしょうか。
ジュンの場合、変身といえるのかどうか微妙ですが、
要するにガッチャマンも強化服のようなものだからゴレンジャーと同じでしょう。
というか、「ガッチャマン」を参考にして「ゴレンジャー」は作られているので似ていて当然。
ペギーはジュンの発展形といっていい。

ただジュンはアニメキャラだったがペギーは実写で生身の女性がそのまま演じているわけで、
その分、鮮烈な印象が有る。やはりモモレンジャーは強烈な印象を残したキャラでしょう。
モモレンジャーの成功によってスーパー戦隊シリーズにおける
戦隊ヒロインというものは定着したと言えるでしょう。偉大な存在です。

ペギー松山というのは変な名前だが、日本人とスイス人のハーフという設定らしい。
あまりハーフには見えないです。演じている小牧リサさんは純日本人なので。
なんでもゴレンジャー5人の名前の頭文字を合わせて「カシオペア」となる設定だったそうで
そうなると一人「ペ」が頭文字のヤツが必要になる。日本人にはあんまり無い頭文字だ。
韓国人にするという手もありそうだが1975年当時はまだ韓流ブームとか起こってないので、
普通に西洋人とのハーフ設定にしたようだ。

ただ頭文字の件は関係無く、おそらくどっちにしてもハーフ設定であったんじゃないかと思う。
何故なら、この後の数作品、ハーフや外国籍などの戦隊ヒロインばっかりで、
純日本人の戦隊ヒロインという設定は回避されてるからです。
おそらく当時はまだ一般の日本人女性が男性に混じって
同等の立場で戦うという設定にリアリティが無かったのでしょう。
「そういうのは進んだ外国の女性のやることよ」というような認識があったようです。

scan008-2.jpg当時は007の映画や、
その影響を受けて作られた無国籍風のスパイアクションドラマなんかが全盛期で
そこに出て来るボンドガールや、
その亜流といえる、やたらバタ臭い野際陽子なんかが演じてた無国籍風スパイ美女というのが
「戦うヒロイン」の最先端でした。
「ゴレンジャー」という作品自体がそういったスパイアクションの変身ヒーロー版として
作られたので、ペギーもそうした無国籍風スパイ美女のスタイルそのままのキャラだった。
だからハーフだったのであり、ホットパンツとベスト着用スタイルだった。

このホットパンツとそこから伸びるムチムチ健康的太ももがペギーの代名詞。
それはそのまま戦隊ヒロインの代名詞ともなっていった。
もともとはゴレンジャーのキャラ名は「ファイブレンジャー」で、
各キャラも「レッドレンジャー」「ブルーレンジャー」みたいなのだったようだが
東映の平山Pが小牧リサと面談した際、その太ももに強い印象を受けて
「ピンクレンジャー」でなく「モモレンジャー」にしようと言い出したらしく
そうなると他メンバーも「レッドレンジャー」や「ブルーレンジャー」では具合が悪いので
「アカレンジャー」や「アオレンジャー」としたそうだ。
そしてチーム名も同じく漢字風に改められて「ゴレンジャー」になった。
このゴレンンジャーの素晴らしすぎるネーミングは、
小牧リサの素晴らしい太ももに起因しているのだ。まぁあくまで噂だが。

このペギー松山、もともとはイーグルという国連の組織した秘密防衛組織の隊員で、
武器開発や爆破物取扱のエキスパートだったそうだが、
黒十字軍によって所属していた支部を壊滅させられて、
そこで唯一生き残ったペギーが選抜されて、
対黒十字軍の新編成の特別部隊ゴレンジャーの一員になったという設定。

それはいいんですが、なんとペギーの年齢設定が18歳というのが驚き。
まず18歳に見えないというのも問題だが、これは70年代の女性はこんなもんだったかも。
それより、18歳でそんな秘密防衛組織でバリバリに働いているというのが有り得ん。
どんな18歳だ?しかも設定上、支部壊滅前は上司と恋人関係だったという。なんとアダルト設定。
てゆーか、上司、犯罪だろ。ほとんど。
とにかくペギーは絶対バージンではないのは確定。
なんでこんな設定の女性を18歳設定にしたのか全く謎。
東映のスタッフが18歳に特別な思い入れでもあったのか?

このアダルト過ぎる18歳のペギー松山
他の男メンバーと同じぐらい戦闘能力があり、それに加えて爆発物関連の専門分野を担当し
沈着冷静、品行方正、頭脳明晰、熱い正義の心を持ち、女性らしい優しさも兼ね備えている。
容姿は並だが脚線美は素晴らしい。しかも実家は大金持ちらしい。ミス・パーフェクトです。
だいたい、ゴレンジャーの必殺技はペギーが最初にボールを出さなきゃ撃てないんだから
ゴレンジャーの要といってもいい。たぶんキレンジャーよりは役に立ってるはず。

こんな凄い18歳娘ですから、女ならではのハンデとか、
足を引っ張るとか、そういうのとは無縁です。
他のゴレンジャーメンバーも25歳最年長の新命さん筆頭に結構年齢は上なんですが
この18歳の小娘をほとんど対等に扱い、ハッキリ言って全然女性として扱ってません。
完全に同年代の男扱いです。
いくらムチムチの太ももを見せられても異性として見ることはありません。
みんなすごい大人の余裕です。クールです。キレンンジャーだってクールです。
ミドレンジャーの明日香くんは17歳思春期(こいつも見えない)なんですが
彼も非常にクールです。
ゴレンジャーというのはそういうクールでなおかつギャグもこなす面白いチームなんです。

ペギーも、これだけパーフェクトだと逆に面白味が無さそうなもんですが
しっかり魅力的に描かれてます。太ももだけじゃないんです。
これは、やはり初代としての印象の強さ、ゴレンジャーという作品自体の幅広い面白さ、
そしてスパイアクションならではのクールでお洒落なペギーのキャラが
上手く描かれているからでしょう。
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posted by 通りすがりのシンケンブラウン at 14:55 | Comment(0) | 戦隊ヒロイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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