2010年12月31日

ピンクフラッシュ

ピンクフラッシュ.jpg

























「超新星フラッシュマン」のダブルヒロインのもう1人はピンクフラッシュで、変身するのはルーです。
ルーは、赤ん坊の頃に地球から浚われて、フラッシュ星人に救われて以降は超重力の星で育ったため、非常に身軽です。
つまり、前作の翼麻衣の後継者的な位置のヒロインだといえます。
「戦闘力は劣るが頭脳派で美人」の渚さやかタイプの後継者がサラならば、
「戦闘力に優れている陽気なお転婆」の翼麻衣タイプの後継者がルーなのです。
身軽といっても、超重力の星育ちの身軽さですから、その身軽さは麻衣よりもさらにグレードアップしてます。
よって、当然、演じるのもJACのアクション女優の吉田真弓です。

JACですからアクションもレベルが当然高いです。
特にJACはトランポリンを使ったアクションが伝統的に上手なので、身軽な戦士の演技は最も得意とするところです。
武術アクションなどは型を覚えればそれなりにサマになるのですが、
この身軽なアクションというやつは身体能力の高い人でないと、なかなかこなせないので、
生身変身前で激しい身軽アクションをやらせるのなら、どうしてもJACのアクション女優さんが良いのです。

アクションが良い反面、翼麻衣の場合と同じように、ルーはあまり女性らしさは強調されてません。
そういうのはサラの方に担当してもらっています。
というか、フラッシュマンの場合、地球とは別の星で育ったという設定のため、
サラにしてもルーにしてもかなり破天荒なキャラ設定になっていて、
前作のさやかと麻衣のペアよりも、全体的に女性らしさが不足しており、代わりにアクションのレベルは高めだったといえます。

scan021.jpgそのサラとルーの中でも、特にルーの方がより陽気でお転婆キャラに設定されていますので
勝ち気で男勝り、そして味音痴で料理が壊滅的にダメという、極端に女らしさの足りないコミカルなキャラになっています。
この味音痴で料理がダメというのは、この後、戦隊ヒロインにおいてしばしば見られる特徴ですが、ルーがその最初の例だといえます。

まぁルーの場合、ダブルヒロインのもう1人のサラの方が物語の中で目立った分、
相対的にあまり目立たなかったといえます。
そういう点、前作のさやかと麻衣の場合は2人の扱いのバランスはよくとれていたのですが、
このフラッシュマンの場合はややルーの方が影が薄かったといえます。

とにかくフラッシュマンの皆さんは、もともとは地球人なのですが、赤ん坊の頃から異星で育っているため
実質的には異星人のようなもので、スーパー戦隊シリーズでしばしば登場する「異世界人ヒーロー」のはしりといえます。
スーパー戦隊シリーズは基本的に「生身の人間が変身して怪人と戦う」というのがフォーマットであって
普通の人間でないヒーローというのは結構微妙ではあるのですが、
まぁたとえ異星人でも異人種であっても、改造人間や魔族ではなく生身の身体で変身するのあればOKでしょう。
たとえ怪しげな超能力のようなものを持っていたとしても、生身の身体でそれを身に付けたのなら良いといえます。

ただ、この異世界人の戦隊の場合、どうしても視聴者から見て「身近な存在」という感じは薄いです。
どうしても、そこらへんにいそうな感じがあまりしないのです。
しかし桃園ミキ以降、築き上げてきた戦隊ヒロインのイメージの最重要点は「身近なお姉さん」キャラでした。
それがこのフラッシュマンのサラとルーの場合、どうもイマイチしっくりこない。
2人ともかなり身近なお姉さん的な演出はされており、うまく演じてもいます。実際面白いです。
だがどうもそれがリアリティが無い。設定が設定だけに仕方ないのです。
このフラッシュマンのダブルヒロインがチェンジマンのダブルヒロインほどの人気とならなかったのは、そのあたりが課題であったように思います。
つまり異世界人ヒロインの場合は、桃園ミキ的要素は活かしつつ、また違ったアプローチが必要であったのでしょう。
それがこの時点ではよく分かっていなかった。それはこの次に異世界人戦隊が出て来る時の課題として残ります。
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posted by 通りすがりのシンケンブラウン at 22:42 | Comment(0) | 戦隊ヒロイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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